イベントログの概要



イベントログシステムは、Windows NT/2000/XP/Vista/7/Server2003/Server2008 の標準機能として提供され、Windowsシステム全般のエラー情報などを共通フォーマットで格納し、システム管理者に情報を提供するためのものです。簡単に言えば、OS(カーネル、デバイスドライバ、Windowsサービス)のログです。

イベントログは、WindowsサーバーのOS,ドライバ, Windows サービスプログラムなどで事象(エラー等)が発生した際に書込まれます。イベントログは知らぬ間に件数が増え、定期的にバックアップやクリアを行う管理作業が必要です。定期的に事象の内容(エラー/警告など)をチェックしていないと思わぬ障害につながることもあります。

イベントログは、管理ツールの「イベントビューア」で表示できます。イベントログには種別が3種類あり、種別ごとに最大ログサイズなどが指定できます ... が、既定値のままサーバーを運用すると、イベントログが上書きされ、障害が発生した時点のログがない可能性もあります。

ちなみに、Windows Vista,Windows 7,Windows Server 2008 を除く 旧タイプのWindowsイベントログは、すべてのログファイルを合計して 約300MBまでしか記録できませんので、多くのサーバーアプリケーションをインストールしたサーバーなどでは、定期的なバックアップ/クリアをお勧めいたします。
イベントログの各ログ、すべてのログサイズの推奨値

システム開発者から見た イベントログシステムは、イベントログを書き込む仕組みと、イベントログを参照・表示するための仕組みにより構成されます。イベントログを書き込む仕組みもWindowsサービスで、サービス制御マネージャ「SERVICES.EXE」の一部として提供されています。イベントログには、WIN32APIをはじめ、WMI(Windows Management Instrumentation)、.NET Frameworkのクラスライブラリなどを使用して書き込みができます。